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卞在昌宣教師起訴をうけての緊急声明

「今も国際福音に集う方々とのコンタクトについて」

2010年2月17日

2010年2月17日、水戸地検土浦支部が宗教法人「小牧者訓練会」の代表者卞在昌容疑者を、準強姦罪の疑いで起訴しました。

FOE(Faith Of Esther)は、今後の捜査、裁判において卞宣教師の不当行為と被害の真実が明らかになり、支援者には被告に対する何の恨みもなく、背後に卞被告や教団が主張するどのような教会破壊組織もないことが明らかにされていくと思っています。同時に、現在も国際福音キリスト教会に集う人々が一刻も早く自分の置かれている状況や立場を理解し、指導者の言うがままではなく自分で考え、自分で感じることの大切さを取り戻して欲しいと願っています。

私たちは現在も国際福音キリスト教会に集う人々と連絡を取りたいと願っています。しかし彼らは私たちの電話やメールに一切応じてくれません。国際福音キリスト教会に集う人々と連絡の取れるご家族やご友人の方がいましたら、是非積極的に連絡をとっていただきたくお願いいたします。その際、以下のことにご配慮いただきたくお願いいたします。

  1. 国際福音キリスト教会の悪口やその人を非難することを言わないでください。彼らなりの使命感から集っていることだと思いますので、まず、労ってあげてください。
  2. 組織から離れ、十分な休養を取らせてあげてください。心身ともに疲れ切っていることも考えられます。
  3. 国際福音キリスト教会に現在も集う人たちから離れることで、ゆっくりと自分のことを自分で振り返る時間をとらせてあげてください。
    「あなたは間違っている」と説得するのではなく、自分を振り返って検証させてあげてください。第三者の書かれた本(※1)などが役に立つと思います。

そして、私たちとコンタクトしても良いということでしたらいつでもご連絡ください。
また、国際福音キリスト教会に以前在籍していて、共に助け合っていきたいと思っておられる方がおられましたら是非ご連絡ください。性的被害にとどまらず、精神的痛手、人間不信からの回復のためのお手伝いをさせていただきたいと思っています。また、助けたいという方の申し出も歓迎いたします。

回復までにはまだまだ時間がかかりますが、今後とも、皆さんのお祈りとご支援を賜りますようお願い申し上げます。


FOE(Faith Of Esther)
宗教法人「小牧者訓練会」による被害を受けた女性たちの
救出と癒しを目的とする会      代表 毛利陽子(2010.2.17)


(※1)参考図書
 ・「情緒的に健康な教会をめざして」
   ビーター・スキャゼロ著 いのちのことば社
 ・「イエスの御名でー聖書的リーダーシップを求めてー」
   ヘンリ・ナウエン著 後藤敏夫訳
 ・「カルトからの脱会と回復のための手引き」
   日本脱カルト協会(JSCPR)


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